癒し、癒され、あなたに出会えた――
純情大学生×影のあるおとこ女将の癒し愛BL
『癒しの女将♂おにいさん~湯けむりに甘えて、恋して~』
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ322007.html をボイスドラマ化。
彼女に振られた大学生・トモヤは、二人で訪れる予定だった温泉宿『花蜜月』へ、ひとり傷心を癒すため訪れる。
そこで出会うのは、うづきと名乗るおとこ女将。
彼は傷ついたトモヤを、身も心も癒す。
「こんな……セックスみたいなことしちゃって、いいんですか……?」
「……お客様を癒したい一心ですので」
しかしトモヤにはまた、別の感情が芽生えはじめていた。
「異端の女将としてできるのは……影となり妹を支えることだけですから」
「うづきさん、俺もうづきさんを癒やしたいんです」
◆キャラクター
・トモヤ(20)大学生 演:湯川タツヤ
付き合って三ヶ月の彼女に振られた童貞くん。
この旅行で童貞卒業を夢見ていた純情青年。
喘いじゃうタイプの攻め。
・うづき(27)女将 演:霧雨よいと
老舗旅館「花蜜月」のおとこ女将。女系の一族に生まれた長男で、三人の妹がいる。
女将業は副女将の妹・やよい(24)にほぼ一任している。
えっちなおにいさんであることに無自覚な受け。
◆旅館・花蜜月
読みは「はなみづき」。とある奥座敷に佇む和モダン温泉宿。
閑静な環境で鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾け、穏やかに過ごせることで人気が高い。
客室は少なく、予約は困難。
【トラック1 プロローグ】
彼女に振られて傷心のトモヤは、予約キャンセルのため宿泊予定であった『花蜜月』に電話をかける。
「その、同行者が風邪をひいて。キャンセルをしたいのですが……」
『――お一人でもいらっしゃいませんか?
ご予約いただいたご縁を大切にしたく。
ぜひ、当館自慢の極上のおもてなしをさせていただきたく思います』
【トラック2 温泉にて】
電話の声に誘われ、ひとり傷心旅行に訪れるトモヤ。
露天風呂でのんびり過ごしていると、不思議なおとこ女将・うづきに出会う。
うづきが電話の声の主と気が付き、喜ぶトモヤだが、思いがけず転びかけ……。
「お客様! 大丈夫でいらっしゃいますか?」
「あっ……わぁっ、すす、すみません! ち、*喵喵喵*……当たっちゃって」
「……恥ずかしいことではありませんよ。そこが、気にならない男なんていないでしょう。
たとえ男同士でも、それは自然なことですよ……どうぞ、お気の召すままに」
【トラック3 客室にて】
部屋食に舌鼓を打つトモヤ。
もう一度うづきに会いたいと願っていると、それが通じたかのようにうづきがデザートを届けにやってくる。
そうしてひょんなことから、耳かきをしてくれることになり……。
「気持ちいです……うづきさんの膝枕……じゃなくて、耳かき」
「そろそろ向きを変えましょうか。顔をこちら側へ向けてください」
「うづきさんの方に、顔を……うづきさんっ」
「ん、息を吹きかけないでくださいお客様……耳かきが、できないです……んぁっ」
【トラック4 布団にて】
うづきと『添い寝』することになったトモヤ。
癒そうとしてくれるうづきに、トモヤは……。
「うぁっ、あ、あっ……! ええっ、飲んじゃったんですか!?」
「……大丈夫ですよ。勝手にしたことですので」
「じゃあ俺にも! させてください!」
「だめですよ……そんなこと、お客様がしてはいけません」
【トラック5 エピローグ】
日常へ帰るため、チェックアウトをしなければならないトモヤ。
ロビーでうづきの姿を見つけて……。
「お客様……この度は、ご来館を誠にありがとうございました。
また、会いに来てくださいね」
「うづきさん、俺……俺……大学を卒業したら――!」
収録時間 約36分